沖縄で副鼻腔炎・蓄膿症にお悩みの方へ【実録】蓄膿の日帰り手術の記録  その2

記事をご覧になって頂きありがとうございます。
このページは【その2】の内容になっております。
【その1】をまだご覧になられてないようでしたら、こちらからご覧頂ければ幸いです。

目次

病名はわかった。で治療方法は?

病名はわかったものの、治療方法はというと、あまり期待はしないでおきましたがやっぱり「手術」による治療方法しか、私の場合は無理でした。
しかし、以前の方法ではなく、もちろん最新の【内視鏡手術】です。

事前に、色々とネットで調べてはいたので、おそらく手術しか方法はないだろうと認識してました。
ですが、必ずしもすべての蓄膿症や鼻炎が手術かというとそうではありません。
基本的には、傷をつけない方法が一番望ましいのですから、手術も内視鏡による最小限のキズで抑えるようにされています。

手術以外の主な治療方法としてよく目についたのが

  • 長期投薬治療
  • 通院によるネブライザー吸引治療

です。

どちらも薬ではありますが、複数月期間を考慮して治療するという考え方ですね。

沖縄で日帰り手術先を探す。

さて、病名もわかり、手術が必要なのも確定しました。
今回、診断してくれたのは、浦添総合病院の耳鼻科のお医者さんです。
耳鼻咽喉科|診療科のご案内|病院に来られる方へ|浦添総合病院

そこで、手術ができるのかどうかですが、【出来ます】。
但し、【約10日間の入院を考慮しておいてください。】と言われました。

まずここで私としては10日間の拘束が非常にキツイ事、そして費用的なもので入院費用(手術とは別の泊まる費用)の2点がとても重要でした。

仮に10日間、入院して病院のベッドで横になる事がとても「もったいなく」感じたのです。
先にも述べましたが、事前に色々と調べている際に他府県には日帰りで手術してくれる耳鼻科が沢山あったからです。
なぜ、沖縄の、それも総合病院がやってくれないのでしょうか?同じ内視鏡による手術なのに?

と、そこに突っ込んでもきりがありません。
また、費用についても、入院して10日間動けない時間は自営業を営んでいる私からすれば致命的です。
いつ何時、クライアントから連絡があるかもわかりません。
さらにその宿泊してる期間の費用を出さないと行けないわけです。

なので、まず浦添総合病院のお医者さんには、大変申し訳無いのですが日帰りの手術ができないので浦添総合病院での手術はしない旨をお伝えしました。
そして、診察の際に撮影したMRIと、CTの画像をCD-Rに入れてもらって、紹介状を書いてもらいました。

最後に浦添総合病院の耳鼻科担当のお医者さんいわく【おそらく沖縄で日帰りの副鼻腔内視鏡手術をやってるところはないと思う。】といわれました。

となると、もう県外へ出るしかありません。
そうなんです、私の頭の中から完全に【入院】の二文字はありません。

述べ7つの耳鼻科にメールで問い合わせる。

北は青森から、南は鹿児島まで、日帰り手術の対応を行ってくれそうな耳鼻科をネットで探しまくって以下の文章内容にてメールで送りました。

はじめまして、沖縄から問合せております。
かねてより、副鼻腔炎での症状に悩んでおり、沖縄にある浦添総合病院にてMRI・CTの検査を受けましたところ、「術後上顎洞嚢胞」であると診断を受け、手術が必要と言われました※MRI・CT画像と医師からの書状もあります。
沖縄での手術となると、入院(約10日)が必要ということで、なんとか、短期間で処置してくれるところをネットで探しているところ、こちらを見つけた次第です。

そこで、検査結果の画像、並びに書状をお送りした場合、そちらでの日帰り手術が可能かどうか?
また、事前に診察に伺わなければいけないか?などの質問です。
お手数ですが回答の程よろしくお願い致します。

問い合わせのメールを送った7つの耳鼻科のうち、返答があったのは5件。
そして、対応は厳しいという内容が4件と、一度、診察に来てくださいと書いてあったのが1件でした。

そのたった1件だけ対応してくれそうな可能性を残しつつ、しかも一番最後に返答のメールがありました。
私は藁をも掴む思いで、すぐに予約の電話を入れようと思いました。

その3につづく

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コメント

  1. ナカマ より:

    ブログみました
    ナカマと申します。
    蓄膿症の件で少し質問よろしいでしょうか?
    大阪での手術ですが
    麻酔など行いますか?
    手術時の痛みなどごさいますか?
    費用など覚えている範囲で教えて頂けますか
    宜しくお願いします

    • full より:

      ナカマさま
      コメントありがとうございます。

      ご質問の回答です。
      1:麻酔、術後の痛みについて
      もちろん、麻酔は行います。
      全身麻酔ではありません。意識がボーッとするような麻酔で、痛みはありませんが、意識はあります。
      術後、6〜8時間位は頭がボーッとしていました。

      痛みは、さほどありません。痛み止めの薬もありますので、痛みについての心配はないかと思います。

      2:費用について
      手術費用だけにかんしては、私の場合「限度額適用認定証」という物をつかって、2万円でお釣りが来ました。
      限度額適用認定証というのは、各市町村で発行しているもので、健康保険などが高額な医療費を負担してくれる制度です。
      【お住まいの市町村名 限度額適用認定証】で検索されると、窓口がわかるかもしれません。

      移動費に関してですが、この手術に関して合計4回、細田耳鼻科さんへ行きました。
      1回目:初診→検査→手術日の予約
      2回目:術前1週間の診察→このとき前回の検査結果を知らされる。
      3回目:手術して当日は知人宅で1泊→翌日診察
      4回目:術後1週間の診察→手術したときにできたかさぶたを取ってもらいました。

      合計4往復の飛行機代ですが、すべてLCCで行きまして、すべて片道4,000円程で取れました。

      飛行機代 およそ32,000円
      手術、診察、検査、薬代 およそ35,000円

      合計 およそ67,000円でした。

      ざっくりとした金額で申し訳ないのですが、間違いなく10万はかかっていません。
      ちなみに浦添総合病院で入院、手術した場合は、20万以上かかると言われました。

      3:術後の現在

      今回、こちらのブログを見つけられたのは「蓄膿症」についてのお悩みをお持ちであると推測しております。
      ご理解頂いているとは思いますが、今回の手術で治療をしたのは「蓄膿症」ではありません。

      蓄膿症は副鼻腔に膿(黄色い鼻水)が溜まる事を言いますが、私は、現在でも一日に数回は鼻をかんでおり、その鼻水は黄色いです。
      ですが、この黄色い鼻水が出てこずに溜まっていたので手術をし、今では鼻の通りも快適になっています。

      なので、この手術をすれば蓄膿症は収まるかもしれませんが、黄色い鼻水が出てくるのは止まらないと思います。
      黄色い鼻水が出るのを止めるには、食生活の改善や、投薬治療などが必要になってくるでしょうね。

      何かの参考なれば幸いです。