【沖縄の台風】台風の見方と強さの変化

この時期になってくると、多く見られる

【沖縄の台風】

現在(2012/08/21)は石垣島の南とフィリピンの東に2つ発生しています。

私は以前、船の船長をやっており(現在は全く違う業種ですが・・・。)
当時は観光でダイビングを楽しみにいらっしゃる方々を沖縄の海へと
ご案内しておりましたので、台風(自然の天候)とも上手に付き合っていました。

この時期は台風も多く【欠航】せざる負えない事もしばしばありましたが
長年経験してみてきた事を元に、事前に台風情報を知り、現在の状況から
どの様に変化したり、強さがどう変わるのか?等の予測を立て、
観光でいらっしゃったダイビングのお客様へ、台風に関する情報を
ご案内しておりました。

今回は、簡単ではありますが、そんな私の【台風の見方】をご紹介致します。

台風ってどうやって出来てる?

さて、ところで【台風】ってどうやってできているか御存知ですか?

台風は必ず、赤道付近の海上で発生します。
いきなり台風として発生するものではありません。

低気圧→熱帯低気圧→台風

という順番で成長していきます。
判断基準は【風の強さ】です。

気象庁 | 台風とは
台風の詳しい事は、こちらの気象庁のページを参考
学習漫画/台風のしくみ
台風の発生原理をマンガで書いてあり、わかりやすく説明してあります。

今回は、よく見かける下記の2つのサイトから見て予測出来る事を
ご紹介します。

この台風の風は強い?弱い?
まずはこちら気象庁発表の台風情報です。
気象庁 | 台風情報
こちらから見れます。

黄色い円:強風圏内(風速が毎秒15m以上のエリア)
赤い円 :暴風圏内(風速が毎秒25m以上のエリア)

およそ、強さよりもこの円の大きさで「強い、弱い」を見ている方も多くいらっしゃる
かとおもいますが、実は上の画像内にある矢印が示している値が大事です。

【hPs:ヘクトパスカル】と読みます。

この中心気圧:hPaの数値が低い程、台風による風は強くなります。

この数値は、ほとんどの天気予報サイトや台風情報サイトには出されているはずなので、
参考にされるといいと思います。

どんな状況で台風は強くなる?

強いか弱いかの見方がわかれば、次はどれ位強くなるのか?
それはこちらの画像で判断することができます。

これは、海水の温度を衛星カメラから取ったものです。
※参考サイト

ウェザーリポート Ch. – ウェザーニュース
Flashサイトになっているので、iOS(iPhone・iPad)からは見れません。サイト右上の「ALL Channel」から、マリンチャンネルで見ることができます。

最初に記載した【台風のしくみ】をご覧になっていればよくお分かり頂けると思います。
台風は蒸発した海水の水蒸気を貯めこむことでドンドン強くなります。
なので、海水の温度が高い状態の時は、まだまだ強くなる事が予想されます。

次は天気図の画像です。

画像には台風14号と15号が写っています。
14号は950hPaです。これはかなり強い台風です。

そして15号は画像の時間では975hPaですが、位置を見てみると
先ほどの海水温度の画像を見る限り、まだまだ水温の高い所をゆっくりと進んでくる予報です。

ということは、ひょっとすると、15号は14号のhPaよりも高くなるかもしれない。
という予想が立てれます。

風の強さと、台風の強さを見極める

今回、この記事を書こうと思ったのはダイビング船の船長職時代に、よく問合せがありました。
せっかくの沖縄旅行ですから楽しみたいお客様。
しかし、かろうじて飛行機が飛び、着陸して沖縄に来ても翌日大荒れでは何も出来ません。
ましてや、予定通りに帰れるかどうかもわかりません。

ですが、ある程度【台風の変化の予測】が立てれれば、計画を変更することが可能になります。
ぜひとも、沖縄旅行の日程が近づく3〜5日前位には、天気予報と同様に天気図をご覧になり、確認をされることをおすすめします。

沖縄の台風シーズンは6月〜10月位までです。